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夏のおすすめドリンク3選

2025.07.30

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驚くような暑さが続いていますね。
たくさん汗をかき、心拍数も高くなってくる季節です。
汗をかくことは体温調節に必要な事ですが、かき過ぎには注意が必要です。
大量の汗は「気」と「津液」を消耗するので、「気」や「津液」を補う食べ物を献立に入れ、涼性・寒性の食べ物を。
この季節は苦味・酸味や鹹味(かんみ:塩からい味)を上手く取り入れた献立にします。
つい冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎてしまうのですが、摂りすぎは脾胃を傷めてしまうので摂りすぎには注意が必要です。

【真夏のおすすめの食材】
粟・そば・レタス・トマト・ナス・白菜・きゅうり・セロリ・セリ・もやし・緑豆
すいか・りんご・キウイフルーツ・梨
緑茶・豆腐・苦瓜(ゴーヤ)・卵・牛乳・小麦粉

夏のおすすめドリンク3選

すいかのスムージー
~熱を取り除いて、体の渇きを和らげる~

【材料】1人分
すいか:一口大にカットしたものを4個
ヨーグルト:大2
豆乳:100cc

【作り方】
① 種を取り除き、大きめの一口大にカットして、保存袋に入れ冷凍しておく。
② 冷凍しておいたスイカを4から5個、ヨーグルト、豆乳をミキサーにかける。
※豆乳の代わりにアーモンドミルクやココナッツミルクを使用しても美味しいです

すいかと菊花ジュース
~体を冷やす働きで、発汗の改善・皮膚のかゆみや赤みにも~

【材料】4人分
すいか:一口大にカットしたものを4個
菊花:大1
水:150CC

【作り方】
① 冷凍すいかを作っておく。(「すいかのスムージー」参照)
② 菊花は十分量の水に浸し、10分間煎じる。煎じたものは冷ましておく。
③ ①と②をミキサーにかける。
※甘みを追加しなくても、爽やかな甘みで飲みやすく出来上がります

山査子(サンザシ)・ハイビスカスドリンク
~汗のかき過ぎを防ぐ酸梅湯もどき~

【材料】
山査子:6g(大1)
ハイビスカス:3g(ティーバッグ1個)
氷砂糖:適宜
水:600cc

【作り方】
① 山査子は水600ccに10分間浸けておく。
② ①を5分ほど煎じて熱いうちにハイビスカス(ティーバッグ)を入れておく。
③ ②に氷砂糖を入れ、冷ましておく。
※体が冷えやすい方は、温かいままで飲むのがオススメです

酸梅湯は上記に烏梅(ウバイ)を加えたものですが、烏梅は梅の燻製で手に入りにくいので、今回は烏梅は使わず市販のティーパックを使用して簡単にできるドリンクにしました。
山査子はバラ科でお肉の消化を助ける働きもあるため、サラダのドレッシングにも使ったり、食後に山査子のスティック(お菓子)を食べるのも良いと言われています。
また、血の巡りをよくする働きもあるため、生理痛なども和らげてくれる女性にうれしい食べ物です。
ハイビスカスティーは美容によいハーブティーとしてもよく飲まれていますが、夏バテ対策のお茶としても人気があり、血と水の巡りを良くするので、シミ・そばかす・むくみ対策としても飲まれています。
薬膳デザートでよく使われる氷砂糖は肺を潤し咳を止める働きや疲れを癒し体にこもった余分な熱を冷ます働きがあるので、たくさん汗をかいた暑い日に夏バテ防止として適したドリンクです。